2009年01月12日

対ストレス記

君は相当のサディストのようだ。それは息子の蚊帳をはぎとろうとし、妻を情死とみせかけ毒殺したあの悪名高い伊右衛門にも劣るまい。彼は出世欲という目的がしっかりあったんだ。でも君ってやつは、僕を痛めつけるというただそれだけの目的しかありゃしない。生粋のサディストではないか。悪魔ではないか。こんなやつに若さと引き換えに命を与える契約なぞ誰が結ぶものか。しかし君の欲しがっているものは他者でもなく、命でもない、ただ僕の平穏それだけなのだろう。僕は君との闘いだけで人生を終わらせるなどということはまっぴらごめんなのだ。お互い寝不足のようではないか。どうだねここはひとつ、旅行にでも行ってきて休んできてはくれないか。できれば僕がそうしたいところなのだが、君は僕がどこかへ行くと必ずその足跡を追わずにはいられないようであるからそれはやめておこう。僕はここを一歩だって動かない。だから安心してどこか遠くへ行ってくれ。君は生粋のサディストであり、悪魔であり、それを追いやりたい僕ではあるけれど、まさか君を殺すことなどはしないし、たまには一緒に散歩くらいしてもいいと思ってるんだぜ。だからとりあえずのことだ。さっさと姿を消してくれないか。

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胃の中のよからぬものへ。
コーシュカ


posted by собака и кошка at 12:18| Comment(0) | выставка | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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